まちあるき 第4会発表会(開催終了)

パークホテル
仙臺から仙台を考える

第4会発表会のお知らせ
(※このイベントは終了しました。)

近代の仙台を中心とした建築、工芸、歴史、
文化に対する理解と研鑽を深める研究会を
平成28年1月に立ち上げました。
この度第4回目の「発表会」を下記のように
開催致します。
戦前、戦後の仙台を知っている先輩方や、
関心をもって研究されている方々の成果の
発表を通し、多世代との交流を図りながら
未来へと継承していきたいと思います。
興味のある方々のご参加をお願い致します。

会長 庄子晃子

▲遠足で見た 松島パークホテル


 小学校のたしか3年の遠足で、バスの窓から松林の上に、これまで見たこと
もない優雅な屋根があらわれたことを鮮明に記憶しております。
この建物は大正時代・戦前・戦後を通じ、超豪華なリゾート型のホテルとして
利用され、一時進駐軍に接収されるなど、数々のドラマがありました。
現存していれば文化的価値も期待され、残念な事に昭和44年3月焼失してしまいました。
設計者はチェコ出身のヤン・レツル氏で、原爆ドームにも携わっておりました。

小野寺純一 (会員・画家)


日 時:平成31年(2019)2月23日(土)(開催終了)
    午後1:00~5:00 (0:30開場)

場 所:東北工業大学一番町ロビー
    2Fホール(青葉区一番町1-3-1)


資料代: 500円(発表内容の報告書)


参 加: どなたでも聴講できます。(申込み不要)

 <発表テーマ>

  ◆ 1人8分以内で15人が発表
  ◇開会挨拶 1:00pm~

  ◆ 第1部 生活文化と記憶 1:05~2:05
  (庄子晃子)   仙台市西公園のこけし塔とミニこけし
         ─その造形の特色と意味─

  (金友高史)   (仮)父 地方商工技師 五朔の側面像
  (吉村典子)   マジョリカ:イギリス、日本(宮城)、アフリカ(ザンジバル)
         ─『和製マジョリカタイル─憧れの連鎖』を通して─

  (佐々木伸)   隠された仙台の基点
  (渡邉裕太)   近現代における都市文化の展示について
  ~ディスカッション~

  ◆ 第2部 戦前・戦後の動き 2:10~3:10
  (石澤友隆)   秋田・小坂町「康楽館」再生の黒子役
  (佐藤陽子)   (仮)複葉機の時代 「仙臺・宮城鳥人記」より
  (伊藤正浩)   野球の「試合前挨拶」の仙台発祥と、
         その礎となった旧制二高「雄大剛健」の校風

  (菅野恭彦)   仙台と宮城県下の紀元2600年式典─「河北新報」の記事から─
  (田邊いづみ)  アインシュタインと仙台
  ~ディスカッション~

  ◆ 第3部 都市造営のあゆみ 3:15~4:15
  (柴田力夫)   紹介しておきたい官衙門
  (﨑山俊雄)   (仮)明治後半期における宮城県庁の建設技術者と建設事業
  (大沼正寛)   スレート屋根替え時期はいつか
         ─デフォレスト館と旧仙台一中体操場─

  (斎藤広通)   竹駒神社馬事博物館に見るアカンサスの意匠について
  (内山隆弘)   東北大学キャンパスの建築デザイン・景観の変遷について
  ~ディスカッション~

  ◆ 第4部 特別講演 4:20~4:50
  (ペトル・ホリー氏)   (元チェコ大使館一等書記官・チェコ蔵(ぐら)主宰)
            「松島パークホテル設計者のヤン・レツルについて」

  ◆ 閉会挨拶・諸連絡 4:50~


✥トップに戻る✥

アーカイブズ(バックナンバー)

近代仙台研究会 第1回発表会
近代仙台研究会 第2回発表会
近代仙台研究会 第3回発表会
近代仙台研究会 第4回発表会
近代仙台研究会 第5回発表会
第1回まちあるき 農学部から藤村広場まで (平成28年 1月20日(水) )
第2回まちあるき 宮城野から原町界隈まで(平成29年 6月10日(土) )
第3回まちあるき 塩釜から凡六園まで  (平成30年11月10日(土) )

参加申込み・問合せ 近代仙台研究会(斎藤)
(メール) koukogen@ab.auone-net.jp   (URL) http://kindaisendai.com/